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報告書作成費の相場について

興信所の料金の中に、報告書作成費という名目の費用があります。

文字通り、報告書作成費とは依頼人に提出する報告書の作成にかかる費用です。

しかし、そもそも報告書を受け取るために、対価として高い調査料金を支払っているのに、その上、なぜ報告書作成費として料金を支払わなければならないのかと疑問を持たれる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

なので、ここでは、報告書作成費とはどういったものなのか、そして、別途支払う際の相場などについて考えてみたいと思います。

報告書作成費の内容

以前でしたら、報告書を作成する上での作業量も多く、報告書作成費を別途請求する興信所も結構あったと思います。

何故なら、一昔前までは証拠撮影に使用するカメラもフィルム式が主流でしたし、パソコンも無かったからです。

調査が長期にわたれば、その間に撮影する証拠写真の枚数も膨大になりますので、当然フィルム代や現像代も馬鹿になりません。

また、その写真の中から、報告書に使用する写真を選定、編集、貼り付けなどの作業量も多く、報告書を作成するにもそれなりの時間を要していました。

なので、そうしたフィルム代や現像代、作成に要する作業代としての報告書作成費にもそれなりの正当性がありました。

しかし、現在では、証拠撮影はデジカメやビデオカメラが主流ですので、フィルム代や現像代などもかかりません。

報告書作成に必要な実費も、用紙代、DVDディスクなど画像等の記録媒体代、その他報告書の表紙などの装丁代ぐらいではないでしょうか。

また、作成に必要な作業も、撮影した画像や動画はパソコンに取り込めば、簡単に編集できてしまいますので、作業効率も格段に向上しています。

こうしたこともあり、現在では報告書作成費は調査料金に込み、もしくはサービスとする興信所が多いかと思います。

報告書作成費の相場

いくら無料としている興信所が増えてきているとは言え、一方では今でも報告書作成費を別途請求するとろこもあります。

その際の金額は、大体5,000円~10,000円あたりが相場のようです。

中には、調査日数が多く内容量も多くなる場合には30,000円というように、報告書内容によって若干高めに設定しているところもあります。

また、1部は無料だけれども、2部必要だという場合や後から追加でもう1部欲しいという場合には、もう一部は有料というところもあります。

こうした料金設定は、各探偵興信所によって異なりますが、金額だけではなく重要なのは報告書の中身です。

報告書のサンプルなどを見せてもらうなどして、果たしてその金額に見合う内容なのかどうかということも見極める必要があるでしょう。

以上、報告書作成費についてみてきました。

探偵・興信所を比較検討する際には、報告書作成費を別途としている業者の料金の総額と、報告書作成費は込みとしている他の探偵社の料金の総額と比べてどうなのかという視点で検討する必要はあるかと思います。

また、報告書作成費などの費用をできるだけかけたくないという場合には、以下の報告書作成費は無料としている探偵興信所に依頼してみるのもいいかもしれません。

《報告書作成費は無料としている興信所》

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