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料金の支払方法について

探偵や興信所の調査料金は、当サイトでも解説しているように、どうしても数十万単位の金額になってしまいます。

コンビニで物を買うのとはわけが違いますので、やはり、その支払方法も悩むところではないでしょうか。

探偵や興信所によっても異なりますが、料金の支払いに関しては、さまざまな方法が用意されていますので、ここではどういった支払方法があるのかを見ていきたいと思います。

現金払い

現金での支払方法ですが、これも各業者によって方針もまちまちです。

よくある現金での支払方法を挙げてみたいと思います。

調査前に着手金を支払い報告時に残額を支払う

一般的なのは、浮気調査においては、調査前に料金総額の半分、もしくは基本料金など一部料金を前金(着手金)で支払い、残りは実費経費とともに報告書と引き換えに支払うという形が多いかと思います。

また、行方調査などの人探しにおいて、成功報酬制を取り入れているところは、調査前にあらかじめ定めた着手金を支払い、対象者の居所がわかった場合に報告と引き換えに成功報酬を支払うという形が一般的です。

それぞれの比率は各興信所によって異なりますが、このように2回に分ける支払方法を採用しているところが多いかと思います。

全額前払い

この全額前金制を採用しているのは、一概には言えませんが、比較的昔ながらの個人経営色の強い探偵や興信所に多い傾向にあるように思います。

個人経営の場合には、なかなかクレジットなども扱えないところも多いです。

また、今のように法的に契約書を交わすことが義務付けられる以前には、依頼人の方も身元を明かしたくないなどの理由で契約書を交わさず依頼を請けるということも結構ありました。

また、いろんな依頼人がいますので、身元を明かしてくれたとしてもどこまで本当かはわかりません。

そうした場合、分割や後払いにした場合、調査が完了し報告しても料金をもらえなかった、もしくはすでに調査を開始しているにもかかわらず途中でキャンセルされたといった場合、料金を回収できないということになってしまいます。

そういった経験のある興信所の場合には、この全額前払いを採用しているところもありますが、どうしても一括前金が難しい場合には、分割払い等の相談をしてみるべきだと思います。

全額後払い

この全額後払いを採用している探偵や興信所は比較的少ない傾向にあります。

といいますのも、上でも少し触れましたが、浮気調査などの場合には特に、途中でやはり気が変わったのでキャンセルしたいといったことも多いですし、所在調査などでも途中で対象者の所在が分かったのでキャンセルしたいということは結構あることなのです。

また、報告書を見て想定していた結果と違った・・・など残金でさえ支払いを渋る方もいらっしゃいます。

そうした場合、いくら契約書を交わしているからと言っても、キャンセル料や報酬をちゃんと入金してくれるかどうかわからず、回収できないということもあり得ます。

こうした回収コストや手間を考えれば、やはり業者側としても後払いというのはなかなか採用しにくい面もあります。

しかし、最近では後払い制を採用しているところもあるようです。

参考までに、後払い制を採用している興信所を何社か掲載しておきます。

どのようなケースでも後払いが可能なのかどうかはわかりませんので、事前に確認が必要かと思います。

《後払いがOKな興信所》

クレジットカードでの支払い

クレジットカード決済は、大手調査会社を中心に取り扱っているところも多いです。

すべてのカード会社と提携しているとは限りませんが、おもだったカード会社であれば利用できるかと思います。

ふだんからカードを使い慣れている方や、今すぐに持ちあわせがないといった依頼者にとっては非常に便利です。

すべての探偵や興信所でカードでの支払いを取り扱っているわけではありませんので、もしカード決済を希望される場合には、事前の問い合わせの段階で取り扱っているかどうか確認してみたほうがいいでしょう。

《クレジットカード払いがOKな興信所》

分割(個別クレジット)での支払い

個別クレジットによる分割払いに対応している探偵や興信所もあります。

車など高額な商品を購入する際に利用された方も多いかと思いますが、クレジット会社と契約することにより、そのクレジット会社が調査会社に対して代金を立て替えて支払い、利用者はそのクレジット会社に対して月々いくらといった分割払いをしていくというシステムです。

もちろん、契約の際にはクレジット会社による審査をクリアする必要がありますが、まとまった支払いができず、かといってカードも使えないという方にとっては便利な支払方法かと思います。

この分割払いも興信所によっては扱っていないところもありますので、どの会社でも可能というわけではありません。

また、分割払い対応としている会社の中には、こうしたクレジット会社を介さないで自社で直接分割払いに対応しているところもあるかと思います。

支払いのタイミング

料金の支払いのタイミングですが、どのような支払方法にせよ、もちろん契約を交わした後で支払うのが鉄則です。

依頼人の都合で急いでいる場合、もしくは業者側が急かすなどして、先に入金し契約書は後で郵送で送るなどしてトラブルになるケースもあるようです。

入金した後で契約書の内容が約束と違うとなっても、入金後では立場が弱くなってしまいます。

どんなに急いでいても、手続きは正規の手順通り、落ち着いて行う必要があるかと思います。

以上、探偵や興信所の料金の支払い方法についてまとめてみました。

調査はどうしても必要だけれども先立つものが無いという方でも、上述のようにさまざまな支払方法がありますし、良心的に対応してくれる業者も多いので、あきらめないで、まずは相談してみた方がいいかもしれません。

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