探偵興信所の料金価格や費用相場|元探偵が解説する料金比較のコツ

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探偵興信所の料金や費用相場

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ご主人や奥さんの不倫・浮気問題、大事な人の突然の家出、また金銭問題など、あってほしくはないことですが、そうしたさまざまなトラブルが身に起こった時、探偵や興信所に依頼せざるをえないという状況も出てくるかと思います。

しかし、探偵や興信所に相談や依頼するということも、人生においてそう滅多にあることではなく、いざ探そうと思ってもどこに頼めばよいのか?また、料金も高いのではないか?と不安に思われる方も多いのではないでしょうか?

確かに、ネットで探偵や興信所のホームページを見ても、その数は無数にあり、料金表を比較してもそれぞれの会社によって依頼料の金額も異なり非常にわかりにくいです(詳しくは⇒わかりにくい探偵興信所の料金表を参照)。

このサイトでは、そのようにわかりにくい探偵や興信所の料金について、おおよその価格の相場やどういった費用が発生し、どういった料金体系があるのか、また探偵や興信所を比較する上で、どういった点に気を付ければよいのかといったポイントについて、できるだけ詳しくまとめています。

探偵や興信所業界における調査項目別料金相場

探偵や興信所では、様々な種類の調査を扱っています。

各調査では、大体どのぐらいの費用がかかるのか?まずはざっくりとした相場観を掴んでいただくために、興信所業界内における各調査別の料金相場について見てみましょう。

《探偵や興信所の調査別費用相場》
調査項目おおよその料金相場
浮気・素行調査等の尾行系約10万円(調査員1名1日あたり)
家出・所在調査等の人探し系約50万円~100万円(約2週間あたり)
結婚調査等の身元調査系約50万円~70万円(約1ヶ月あたり)
ストーカー・嫌がらせ対策系約10万円(調査員1名1日あたり)
盗聴器発見約10万円(1案件あたり)

もちろん、実際の費用については、こちらの依頼内容によっても異なりますので、依頼しようと思う探偵や興信所との話し合いで決めていくことになりますが、おおよその費用の目安にはなるかと思います。

では、探偵や興信所では、具体的にどのように費用を組み立てていくのか、以降、興信所の料金体系について、さらに詳しく見ていきたいと思います。

探偵や興信所の1時間あたりの料金相場

2007年に施行された探偵業法では、費用の金額についてまでは規定されておらず、料金設定は従来通り、各探偵や興信所に一任されており、特に決まったものはありません。

しかし、料金相場を知るうえで、一つの参考となる数字として、多くの探偵や興信所が料金設定の根拠としている(社)日本調査業協会(以下、日調協)が提示している資料が挙げられます。

全国には、探偵や興信所の業界団体が多数存在しますが、(社)日調協はそのなかで最も組織規模も大きく、一定の権威のある団体です。

ここでは、日調協の傘下で、地方単位協会である(社)東京都調査業協会が都内の探偵や興信所に対し行った、料金に関するアンケート結果を元に相場について見てみましょう。

調査員2名の場合の1時間当たりの料金相場(諸費用別)

このデータを見る限り、1時間あたりの費用は、下は10,000円/2名で、上が25,000円/2名が相場ということになるでしょうか。

この間の金額であれば、それほど料金の相場から外れていないとみていいかと思います。

POINT

その中でも特に多いのが、

1時間あたり20,000円~25,000円/2名

これを調査員1名あたりに換算すると、

1時間あたり10,000円~12,500円/1名

となり、これが人件費の最小単価の相場ということになるかと思います。

探偵や興信所の料金を比較検討する際には、見積金額の総額から諸経費等を除き、人件費部分を時間数と人数分で割ってみて、その金額がこの10,000円~12,500円という料金相場を基準として、これよりも安いのか高いのかを比べてみるのも一つの方法かと思います。

反対に、いくら人件費が相場通りだったり、あるいは相場より安くても、諸経費その他の費用を合計した総額で比較すると逆に高くなってしまうという場合もありますので、あくまですべての費用を合計した総額で比較することは言うまでもないかと思います。

また、探偵や興信所の料金体系の特徴の一つとして、調査員1名分の料金となっていても、実際の現場では2~3名1チームで担当することが多いので、ほとんどのケースで調査員2~3名分の料金として提示されるのが相場です(⇒詳しくは、調査員の人数についてを参照)。

個人の探偵事務所では1名で行うというところもあるでしょうし、平均的な規模の探偵や興信所でも軽微な調査では1名で行うということもありますが、ほとんどの調査において最低でも2名1チームで調査にあたることが多いです。

探偵や興信所のホームページ上で、料金の記載はあっても何人分の金額なのかという記載がない場合は、あらかじめ何人分の金額なのかを確認しておくようにしましょう。

以上のような料金の相場は、それぞれの探偵や興信所が自社にも無理が無く、また依頼人にもできるだけ無理がないように導き出されてきた長年の経験に基くある程度適正な料金の相場ですので、これよりも大幅に高かったり、反対に大幅に安かったりする場合には、注意するようにしましょう。

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探偵や興信所の基本的な料金体系

上記1時間あたりの料金相場を元に、探偵や興信所の費用の大部分を占める人件費が算出され、その上にさらに以下のような諸費用を積み上げていき、最終的な料金の総額が決まります。

全ての探偵や興信所が下記のような料金体系を採用しているとは限りませんが、多くの業者で見られる構成です。

《探偵や興信所のおもな料金構成》
費用総額成功報酬…成果が得られた場合のみ支払う報酬金
経費…交通費、宿泊費、車両費、燃料費、高速代、通信費、機材費、報告書作成費等の必要経費
調査料金…人件費(タイムチャージ、着手金)の他、延長料、諸手当

探偵や興信所では、依頼者の依頼事項を遂行するために、さまざまな調査方法を用います。

その中でもメインになってくるのが、尾行、張り込み、聞き込みなどの人的な方法です。

したがって、探偵や興信所の料金の大部分を占めるのは、おもに調査員に係る人件費になってきます。

この人件費(調査料金)はタイムチャージ制や成功報酬制など大きく2通りの料金体系で算出されます。

タイムチャージ制とは?
POINT

1時間あたりの料金 × 調査員数 × 稼働時間 × 日数

探偵興信所における基本的な費用の算出方法で、ひとくちに言ってしまえば、実際に動く時間分だけ料金を加算していくシステムで、1時間あたりの料金に実際に稼働する調査員数と時間や日数を掛け合わせて算出されるものです。

浮気調査素行調査、その他、おもに尾行張り込みなどをメインとした調査で適用されることが多いです。

成功報酬制とは?
POINT

着手金 + 成功報酬

成果ポイントが明確な調査や難易度が高く必ずしも成果が得られるとは限らないが、人件費だけはかかるといった場合に、前金で着手金を収め、成果が達成した場合のみ後で成功報酬を支払うという料金体系です。

多くの探偵興信所では、着手金は基本的に成果が出ても出なくても返金はされませんので注意が必要です。

行方調査所在調査などの人探し系、および身元調査系などの一部で適用されることが多いです。

その他にも探偵や興信所の料金体系において、以下のような人件費に係る費用があります。

延長料金

当初取り決めていた時間を超えて調査を行わなくてはならなくなった際にかかってくる費用が延長料金です。

加算単位は、一般的には1時間単位ですが、探偵や興信所によっては30分単位、15分単位で延長料金が加算されるところもあります。

勝手に延長されて後で予想外の費用を請求されても困りますので、延長する際に、事前に探偵側から依頼人に連絡をくれるのかどうかを確認しておいた方がいいでしょう(⇒詳しくは、延長料金についてを参照)。

諸手当

探偵や興信所における手当とは、例えば以下のようなものがあります。

出張手当・・・遠隔地に赴いて調査を行う際の手当て

深夜早朝割増し・・・深夜、早朝などの調査に対する割増料金

・危険手当・・・身辺警護なども扱っているような探偵や興信所で見られる手当て

これらの手当ては、すべての業者で請求される費用というわけではなく、どちらかというと調査料金にすべて込みとして別途請求しないとしている探偵や興信所の方が多い傾向にあります。

探偵や興信所における経費と呼ばれるものの中には、実際にかかった経費を後で実費精算するものと、実費以外の社内の機材等を持ち出すための手数料的な経費があります。

実費については、尾行中にその都度領収書を貰うのは難しい場合が多いので、最初から料金に込みとしている場合や別途いくらかの一定料金をもらい受け、それを経費分としている探偵や興信所が多いです。

しかし、中には、経費別途としているところもありますので、その際には水増しされないためにもできるだけレシートや領収書を添付してもらうようにしましょう(⇒詳しくは、諸経費についてを参照)。

実費

交通費、宿泊費、レンタカー代、燃料費、高速代、駐車場代、通信費、入店飲食代、消耗品費、印刷代等々

実費以外

実費以外の経費としては、例えば以下のようなものがありますが、基本的に探偵や興信所側が独自で設定している料金なので、事務所によって金額は異なります。

車両費・・・自社車両の持ち出しにかかる費用

機材費・・・自社機材の持ち出しにかかる費用

予備調査費・・・着手日前までに事前に現場の下見を行う際の費用

報告書作成費・・・報告書作成にかかる作業代や諸雑費

車両費は別として、機材費や報告書作成費は別途請求しないとしている探偵や興信所が多いかと思います。

上述の成功報酬制でも取り上げましたが、調査によって成果ポイントを達成した際に発生する費用で、すべての調査で請求される料金ではありません。

成功報酬制で依頼する際には、事前に探偵や興信所側と何を成功とするのかを十分打ち合わせしておいた方がいいでしょう(⇒詳しくは、成功報酬についてを参照)

解約料

上記の費用以外に、探偵や興信所と契約する際に、特に考慮しておいた方がいいものとして解約料があります。

解約料とは、基本的に契約書を交わし正式に依頼をしてから、実際に調査に着手するまでの間に、依頼をキャンセルする際に発生する手数料です。

その際の解約料の金額は、契約した料金総額の約8%といったところが相場とされていますが、このパーセンテージは探偵や興信所によってさまざまで、着手金として支払った費用の全額といったところもありますし、反対に着手前であれば解約料を取らないというところもあります。

探偵や興信所との解約料をめぐるトラブルは多いので、事前に金額等よく納得して取り決めておく必要があるでしょう(⇒詳しくは、解約料についてを参照)。

探偵や興信所におけるさまざまな料金プラン

上述しました料金体系や考え方を基本として、さらに各探偵や興信所ではそれらのバリエーション型として、さまざまな料金プランを設けています。

どの探偵や興信所でも、すべて同じ料金体系であればまだ比較もしやすいのですが、各探偵事務所のサイトを見てわかるとおり、特に浮気調査の料金体系などは各社まちまちで、どのプランがいいのか見分けがつきません。

仮に1時間あたりの金額は安くても、料金プランによっては各費用を積み上げていくと、予想外に高額になってしまう・・・ということもあるのです。

なので、探偵や興信所の費用を比較する上で、どういった料金プランがあるのかを知っておくことも重要になってきます。

探偵や興信所の料金プランの種類

一見するとばらつきがあるように見える料金プランも、大まかに何種類かのプランに分類することができます。

探偵や興信所の浮気調査における費用などでよく採用される代表的な料金プランの特徴やメリット、デメリットについて以下の各ページで詳しく解説しています。

こうした各探偵興信所が用意している料金プランは、それぞれ一長一短がありますので、ご自身の依頼内容に適したプランを比較検討してみるのもいいかもしれません。

調査料金の支払い方法

これまで見てきた内容で、最終的な料金の総額が決まるわけですが、短期間の調査といえども、やはり数万円、数十万円とまとまった金額になってきます。

では、こうした費用の支払い方法はどのようになっているのでしょうか?

これも各探偵興信所によっても異なりますが、ある程度の規模の会社であれば、以下のような各種支払方法に対応しています。

現金払い

現金の場合、調査前に着手金や手付金として、料金の総額の一部を支払い、報告書と引き換えに残額を支払うといった形が多いですが、中には、全額前払い、あるいは全額後払いなどの形を取っている探偵や興信所もあります。

クレジットカード払い

ある程度の規模以上の探偵興信所では、各種クレジットカードに対応していますが、必ずしもすべてのカード会社が使えるとは限りませんので、事前の確認が必要です。

分割払い

自社独自で分割払いに対応しているところもありますし、提携しているクレジット会社との個別クレジットによって、月々いくらといった割賦払いに対応しているところもあります。

今すぐにまとまった費用を用立てできないという方にとっては、こうした支払方法も探偵興信所を検討する際の一つのポイントになるかと思います(⇒詳しくは、料金の支払い方法についてを参照)。

どこに依頼すればよいのかわからないという方へ

最終的には料金の値段よりも調査の質が重要

これまで、このページでは探偵や興信所の料金体系や相場、また価格設定の仕方やその内訳などについて見てきました。

こうした料金は、探偵や興信所を選ぶ上で、とても重要な要素ではありますし、できるだけ安い料金を提示する探偵や興信所に依頼したいと思うのは当然のことかと思います。

例えば、これが家電製品であれば、どの店で購入しても基本的に中身は同じなので、できるだけ安い店で購入するのが賢い買い方と言えるでしょう。

しかし、探偵や興信所が扱うのは調査という目に見えないものですし、興信所によってやり方も違いますので、どこに依頼しても同じ結果が得られるとは限らず、単純に料金だけを比較して選ぶというわけにはいきません。

価格競争の激しい昨今、探偵や興信所業界でも料金的にも格安を売りにしている業者もあるのは事実です。

しかし、上述してきましたように、人件費がメインの探偵興信所の料金において、相場からかけ離れた格安料金は、調査の質の低下という事態に繋がる恐れがあるのです。

例えば、本来であれば3人必要な現場にもかかわらず、2人、あるいは1人に削減せざるを得なくなったり、必要な車両数や機材を投入できないなど、どうしてもしわ寄せが出てきてしまいます。

そうしたしわ寄せは、ミスを誘発し、こちらが欲しい証拠や情報が取れない、あるいは取れても質が低いものだったり、裁判でも役に立たない報告書を受け取るはめになってしまいます。

これでは、こちらの目的を果たすことが出来ずに終わるか、追加費用や他の探偵や興信所に別途料金を支払い、やり直しをしなければならなくなり、当初は料金が安く済んだと思っていても、結果としてみれば、高い買い物だったということにもなりかねないのです。

従って、料金の安さということもとても重要ではありますが、最終的には、その探偵や興信所の調査の質で選ぶことが重要ではないでしょうか。

しかし、なかなか目に見ることのできない調査の質というものを比較することも難しいのも実情です。

そこで、当サイトでは、「無料で相談できる探偵興信所」において、主要興信所の調査力等の詳細や分析を行っていますし、また、「探偵や興信所の選び方」、「探偵興信所の比較」等の他ページでは、料金以外の選び方のポイントなども解説していますので、そちらも併せて参照ください。

できるだけ費用を抑え、なおかつ自分の依頼目的を達成するためには、なるべく複数の探偵や興信所に相談し、見積もりを出してもらうのがポイントです。

そして、このページで述べてきた料金相場を参考に、ベストな探偵事務所を選びましょう。

探偵さがしでお困りの方に

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探偵興信所に依頼する前に
その他の料金・費用の相場
参考資料