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素行調査の料金や費用の相場

人間誰しも裏表があるものです。

時や場所、人によってこちらの行動や振る舞いを変えるというのは、大人の処世術であり、それ自体責められることではありません。

しかし、利害関係が伴う人物に対しては、時として、その人物の普段の素行を把握しておく必要性も出てきます。

そんな時に利用されるのが、探偵や興信所で扱う素行調査です。

素行調査に適した料金体系と相場

後述しますが、一般的な傾向として、素行調査は調査にかかる日数が比較的長期間に及びます。

長期間に及ぶ素行調査では、その料金も日数に比例して高額になりがちで、最低でも数十万円単位の金額を念頭に置いておいた方がいいかと思います。

当サイトでは、探偵や興信所が採用している料金プランについて解説していますが、その中で基本単価に時間や調査員数を掛け合わせていく時間・人員単価型基本料金型などもよく見かけます。

しかし、長期にわたることが多い素行調査では、長期になるに従い料金の金額が割安になるようなパック型の料金体系を採用しているところも多いです。

長期の素行調査ではパック型料金プランが適している

当サイト別ページでも説明していますが、パック型とは例えば以下のような料金表示です。

《パック型プランの料金例》
プラン例費用金額利用期間
プランA200,000円/15時間1週間~1ヶ月以内
プランB350,000円/30時間10日~2ヶ月以内
プランC600,000円/60時間1ヶ月~3ヶ月以内

ご覧のとおり、各プランの金額を時間数で割ってみると、時間数が多いプランになるに従い、1時間あたりに換算した料金が安くなっているのがわかるかと思います。

つまり、パック型料金プランは時間数や日数が長期になるほど、お得な料金プランだということが言えるかと思います。

ただし、パック型料金プランは、基本的に指定時間、指定期間のまとめ買いになりますので、もし実際には指定期間内で調査が終了してしまった場合でも、あまった時間数分の料金は基本的に戻ってこないのが一般的です。

なので、探偵や興信所に素行調査を依頼する際には、こちらの依頼内容や予算を告げて、折り合いの付く調査期間を設定し、料金プランも慎重に選択する事が重要です。

いずれにしましても、パック型料金プランは、長期間の素行調査においては割安なプランではありますし、中には、あまった時間数分の料金は、後で返金してくれるシステムを採用している探偵や興信所もあります。

また、「パック型」といった名称でなくても長期になると割安になっていくようなプランを用意しているところもありますので、いろいろな探偵や興信所に相談してみるのがいいかと思います。

素行調査の1日あたりの料金相場

どのような料金体系にしても、最終的な費用総額は依頼者側の事情にもよっても異なりますし、探偵との打ち合わせで決定されます。

しかし、それだと大体の相場というものが把握しにくいかと思います。

素行調査は尾行系の調査がメインになってきますが、尾行系の場合の1日あたりの相場はおおよそ以下のような金額になります。

約10万円前後/1名1日(諸経費込み)

この金額がひとつの目安になるかと思います。

素行調査とは?

素行調査とは、依頼人の目の届かない場所での対象人物の普段の行動や生活、振る舞いなどの素行を尾行や張り込み、場合によっては聞き込み等で調べる調査です。

なので、配偶者の行動や素行を調べるという意味においては、浮気調査も本来は素行調査であり、探偵や興信所によっては異性関連であっても素行調査と呼んでいるところも多いです。

しかし、素行という言葉自体、あまり日常、頻繁に使われる言葉ではないため、一般の方には、その依頼目的や対象者に合わせた名称の方がわかりやすいことから、、特に異性関連で配偶者の素行を調べるものを浮気調査と呼び、それ以外の目的や対象者に対して調べるものを素行調査と呼ぶことが多いです。

当サイトにおいても、異性関連の素行調査に関しては浮気調査と呼称し、別ページで解説していますので、そちらも併せて参照ください。

いずれにしましても、名称や定義は探偵や興信所によって異なりますが、どちらも尾行によって調べるという調査手法的には共通なので、あまり調査の名称や表記にとらわれずに、内容で料金を比較検討するようにしましょう。

探偵や興信所における素行調査の事例

探偵や興信所には例えば以下のような素行調査の依頼があります。

素行調査の事例
  • 採用を考えている社員や昇格を検討している社員の素行を調べる。
  • 使い込みや横領、情報漏洩の疑いのある社員の素行を調べ証拠を収集する。
  • 結婚相手から聞かされていることが本当なのか普段の素行を調べる。
  • 子供の異性や交遊関係等の普段の素行を調べる。

もともと素行不良の社員・・・という言葉があるように、企業における雇用・人事関連での依頼が従来より多く、こうした企業向けの素行調査を得意としている探偵や興信所も多いです。

また結婚調査の一環として、結婚を考えている婚約者の素行を調べたいという依頼も従来より一般的です。

その他にも、昨今、いじめなど子供さんが被害をうける事件も多発しており、子供の家庭外での素行を調べたいという親からの依頼も増えつつあります。

素行調査の内容と傾向

素行調査と言ってもその範囲は広く、上記事例以外にも様々な依頼内容がありますが、全体的な傾向としては比較的長期間におよぶケースが多いです。

異性関連の依頼の場合には、例えば、不倫をする日が特定されているといったケースも多く、その日だけとかある程度日数を絞って尾行を行うことも多いですし、密会現場の証拠を押えられれば、基本的にそこで終了というケースも多いです。

当サイトの別ページでも解説していますが、その期間はおおよそ1週間前後が平均的な期間です。

それに対し、一般的な素行調査の場合は、何か特定の証拠が得られればそこで終了というものではなく、ある一定期間の人物の行動や素行を調べることが目的である場合が多く、少なくても1週間、長くて1ヶ月を超えるケースもあります。

例えば、営業社員の評価を行うために素行調査を行うといったケースでは、仮に1週間なら「1週間のその社員の社外での素行を調べること」が目的ですので、その社員を尾行し、1週間内の一通りの行動や素行を記録し報告書で提出するという形になります。

つまり、指定の調査期間内に、対象社員に何か問題となる素行が見当たるかもしれませんし、反対に素行上、何も問題が見当たらなかったといことになるかもしれませんが、どのような結果だったとしても、契約期間内の対象社員の素行をありのままに報告するという流れになります。

また、はじめから素行に問題がある社員、例えば、使い込み等の疑いのある社員の素行調査であれば、尾行によって使い込みの証拠が得られれば終わりというわけではなく、その使い込んだ会社の金を対象社員が何に使っているのか?をさらに調べる必要が出てきます。

仮に女性関係で使っているのであれば、その女性と対象社員がホテルに行くところを映像に収めたり、ギャンブルなら対象社員がパチンコ店、競馬場に出入りしているところを映像に収めたり、さらに使った金銭の金額なども調べていくというように、長期にわたり、社員の素行を詳細に調べていくことになります。

このように、一般的な素行調査では、2~3日程度の尾行では、なかなか対象者の普段の素行というものを把握することは難しいです。

なお、異性関連の素行調査であっても、二人がいつ会っているのかといった情報が乏しく、調査日を絞り込めないようなケースでは、上述したようなケースと同様、配偶者の素行や行動をある一定期間調べる必要性も出てきますので、長期間に及ぶ場合もあります。

素行調査を依頼する際のポイント

以上、探偵や興信所における素行調査の料金について見てきましたが、できるだけ費用を安く抑えたいのはやまやまです。

素行調査の料金をできるだけ安く抑えるためには、1週間、2週間等こちらで上限を設けるか、こちらの調べたい内容をできるだけ絞り込むなどして、するずると期間が延びないようにすることがポイントです。

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