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探偵や興信所に就職するには?

単に、探偵になることを目指すのであれば、探偵事務所や興信所に直接就職するのが最も近道です。

ただし、就職ということになれば、当然、探偵会社によって条件も異なりますので、必ずしも100%就職できるとは限りません。

ここでは、探偵として就職するための求人の探し方や求人内容について取り上げてみたいと思います。

求人の探し方

まず、全国に探偵社や興信所は5000社以上ありますが、当然のことながらその5000社すべてが求人募集を行っているわけではありません。

忙しくて猫の手も借りたいという会社もあれば、暇で社員を抱える余裕さえないといったところもあります。

個人事務所の多いこの業界においては、やはり、求人募集を行っているところはある程度の規模の会社に限られていると見ておいた方がいいかと思います。

さらに、就職ということになれば、地元にある探偵会社ということになるかと思いますが、東京、大阪などの大都市圏と地方ではやはり求人数にも差が出てくるかと思います。

そうした環境の中、どうやって効率よく、求人募集を探せばよいのかということについてみてみたいと思います。

知人等のコネ

まずは、自分の知人や友人の中に興信所の社員がいれば、そうした人物を頼って就職するというのもひとつの手段です。

積極的に求人広告は出していないけれども、自社の社員の関係者ということであれば、採用してみようかというところもあるはずです。

結構、こうしたコネや伝手で就職している人も多いです。

ネットで求人検索

知人等の伝手が無いようであれば、一般の仕事の求人募集と同様に、まずはネットで探すことと思います。

一般の求人サイト等、探偵の求人をいくらでも見つけることができるかと思います。

また、こうした求人サイトでなくても、個々の興信所のサイトを探し、募集を行っているかどうかを確認してみるのもいいでしょう。

その際、実際に人手が欲しくても、たまたまサイト上では告知していないというケースもありますので、サイト上に掲載が無くても念のため、求人募集を行っているかどうか問い合わせてみるといいかもしれません。

タウンページで探す

ネット以外でも探すのであれば、NTTのタウンページを利用しましょう。

ホームページを出していない興信所やたまたまネット検索でヒットしなかった業者を見つけることができるかもしれません。

そうした興信所があれば、求人募集を行っているかどうかを一軒一軒問い合わせてみましょう。

ハローワークで探してみる

上記方法でもなかなか条件に合う会社が見当たらない場合には、最寄りのハローワークで探してみるのも一つの方法です。

ハローワークに求人募集を出している興信所は、比率としては低いですし、ネットの求人サイトと重複する可能性もあるかもしれませんが、もしかしたら上記方法で見つからなかった興信所が見つかるかもしれません。

募集条件の検討

求人募集を行っている興信所が見つかれば、次に、具体的な募集条件の検討です。

募集条件は、会社によって様々ですが、ここでは、各募集条件を検討する際におさえておきたいポイントについて考えてみたいと思います。

資格や免許

探偵として就職するには、特に必要な資格や目立った制限はありません。

学歴よりもどちらかというと体力面が重視されますし、適正は見られるものの性別による制限もありません。

ただし、会社によっては、未経験者でも可としているところもありますが、他の業種と同様に、やはり即戦力のある経験者を優遇する傾向にはあるかと思います。

免許については、最低限、普通自動車免許は必要で、なおかつペーパードライバーは不可としているところが多いです。

また、バイク尾行も多いので、自動二輪免許を持っていれば、重宝される傾向にあります。

自動二輪免許を持っていて、さらに自分のバイクを持ちこめるということになれば、かなり優位に立てる可能性があります。

年齢

年齢については、18歳以上としているところもありますが、大体は20歳以上としているところが多いかと思います。

実際の現場では、深夜や長時間の張込み等において、警察から職務質問を受ける場合もありますが、未成年者の場合には、親に連絡をされることもあり、若干対応が面倒なので、未成年者は敬遠するところもあります。

もちろん、年齢については各興信所によっても条件が異なりますので、一概には言えません。

勤務時間や休日

探偵の仕事は、対象者の行動次第ですので、調査員として就職した際の勤務時間は非常に不規則です。

対象者の行動が深夜、翌日に及ぶこともざらですので、まともに自宅に帰れないということもあります。

また、興信所は基本的に会社としての公休というものはなく、仕事がある限り年中無休ですので、土日や祝日も関係ありません。

昨今は、こうした労働環境の整備に力を入れている興信所もあり、例えば、シフト制や月何日といった休日を定めているところも多いです。

しかし、一度就職し、中に入ってしまえば、休日も出勤してくれと言われれば断りにくいですし、人が足りなければ、なかなかこちらの希望を通すことも難しいです。

なので、実際には、必ずしも募集条件通りの勤務時間や休日とは限らないということは肝に銘じておいた方がいいかと思います。

調査員として就職した場合の給料

調査員として就職した際の給料ですが、金額や給与体系は、もちろん各興信所によって異なります。

しいて相場を上げるとするならば、試用期間中は15万~18万円程度、正社員になってからは、大体20万~40万円といったところでしょうか。

また、興信所の中には、年に何回かの賞与を支給するところもあるようですが、基本的に賞与は無いところが多いです。

独身者はまだしも、扶養家族が居る方の場合には、事前にしっかりと給与体系や金額などを確認しておいた方がいいでしょう。

アルバイトについて

昨今、どの興信所も調査力や調査の質ということを売りにしているところも多く、そういった点からもアルバイトは敬遠する興信所もあります。

しかし、忙しくて人手がどうしても足りないところや社員を雇うまでは余力がないといった小規模事務所などでは、アルバイトの需要はあります。

ただし、アルバイトとなると、どうしても学生や主婦、Wワーカー、個人経営の探偵などになってきますので、フルで勤務するというよりは、あらかじめ登録しておいて、仕事が入れば振っていくという登録制での募集が多いかと思います。

アルバイトの給料としては、時給制となり、一般のアルバイトの場合は時給1000円~2000円程度、個人の探偵の場合には時給3000円~4000円といったところでしょうか。

調査スキルを身に付けたいが、正社員として就職するのは難しいという方は、こうしたアルバイトとして就職してみるのも一つの手段かもしれません。

就職か?独立開業か?

ここまで、興信所に就職するための求人の探し方や募集条件の内容等についてみてきました。

探偵になりたいというだけなら、就職という方法がやはり早道です。

しかし、就職後も長年勤務している方がいる一方で、離職率が高いのも事実です。

その理由としては、まず、思っていた仕事内容と違っていたという当初のイメージとのギャップ、また、社内での人間関係、そして、不規則な労働環境などがあげられるかと思います。

不規則なのはある程度許容できても、勤務年数に比例して、それほど昇給があるわけでもありませんので、次第に割に合わないといった理由で辞めていく人もいるようです。

そうならないためにも、まず就職前に、できるだけ業界研究をしておくということと、求人募集内容をよく検討するということ、そして、就職してしっかりとしたキャリアを積んで将来的に独立するなど明確な目標を持つことも重要ではないでしょうか。

また、初めから独立開業を目指すのであれば、就職ではなく、探偵学校に通って必要な知識や技術などを習得するという手もありますので、なかなか条件に合う興信所が見つからない、あるいは就職という形がなじまないという方は、そうした学校を検討してみてもいいのかもしれません。

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