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業界団体に加盟しているかどうか

どの業界にも業界団体があるように、探偵や興信所業界にもいろいろな名称の団体が存在します。

最も有名な団体としては、「一般社団法人 日本調査業協会」とその地域下部組織が挙げられますが、その他にも「内閣総理大臣認可法人 全国調査業協同組合」、「一般社団法人 日本探偵興信所協会」等々、他にも似たような名称の業界団体がいくつかあります。

もちろん任意の加盟ですので、すべての興信所がこうし業界団体のいずれかに属しているというわけではなく、業界団体に属していないという業者も数多く存在します。

業界団体の役割

業界団体の役割は何かというと、これも団体によってさまざまだと思いますが、互助会的な集まりレベルという団体もあると聞いたこともありますし、しっかりとした団体では、定期的に調査技術向上のための研修会を開いたり、警察や消費者生活センターの担当者を講師に招き、法令に関する研修を行っている業界団体もあります。

また、一般消費者からの苦情や相談などを無料で受け付けているところもあり、業界全体の健全化に努力している団体もあります。

業界団体に加盟する側のメリット

業界団体に加盟する側のメリットとしては、まず加盟していない業者との差別化が図れるという点が大きいかと思います。

探偵業法以前の業界は、それこそどのような素性かわからないといった業者がゴロゴロいましたので、こうした業界団体に加盟しているということ自体で、ある程度の信用が得られるというメリットもありました。

しかし、同法施行で法律によって一定の規制がかけられるようになり、監督指導も警察が直接行えるようになりましたので、以前に比べあまりにも目に余る悪質な業者というのは減ってきているのも事実です。

したがって、現在ではそれほど業界団体に加盟することのメリットが薄れてきているのではないかと感じます。

その他、加盟する理由としては、下請け専門で成り立っている興信所の場合は、仕事をもらうためにつきあいで業界団体に加盟するということもありますし、情報交換の場として加盟するなど、それぞれの立場によってさまざまです。

依頼する側のメリット

さて、依頼する側からすれば、選び方のポイントとして業界団体に加盟している業者を選んだ方がいいのかという問題ですが、結論から言えば、それほど加盟しているしていないということにこだわるほどではないけれども、もし同程度の条件であれば、加盟している興信所を選んだ方がいいのではないかというのが私個人としての意見です。

理由としては、業界団体と言ってもピンキリですので、単に加盟していればいいという問題ではないということです。

業界団体に加盟していても問題を起こす興信所もあります。

反対に、業界団体に属していなくてもコンプライアンス意識が高く腕のいい探偵や興信所が多くいるのも事実です。

ただ、業界団体に加盟し積極的に活動に参加している業者であれば、ある一定のコンプライアンス知識等もあると考えられますし、万が一、業者とトラブルになったときでもその業者が加盟している団体が間に入ってくれる場合もあります。

また、料金についてもある程度、各業界団体で基準が設けられていますので、あまりにも法外な料金を請求されるというリスクが軽減されるというメリットもあるかと思います。

《参考》業界団体に加盟している興信所

当サイトでも取り上げている興信所の内、業界団体に加盟している業者を参考までに挙げてみたいと思います。

一般社団法人 日本調査業協会加盟員

内閣総理大臣認可法人 全国調査業協同組合加盟員

以上、興信所を選ぶうえで、業界団体に加盟しているかどうかということの重要性やメリットについてみてきました。

いずれにしましても、業界団体に加盟しているという肩書だけではなく、その団体の活動内容や、さらに言えばその探偵や興信所自体の意識がどうかということを見極めることが重要なのは言うまでもないことかと思います。

料金については⇒探偵興信所の料金相場

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