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家出人の捜索はどのように行われるのか?

家出調査の料金や費用の相場」では、原一探偵事務所に対する取材を元に、同社の家出調査の実績や料金等について解説してきました。

このページでは、さらに詳しく、原一探偵事務所の家出調査の実際、捜索の進め方について解説していきたいと思います。

家出人の捜索はできるだけ早めに依頼した方がいい理由

原一探偵事務所では、家出人の捜索にあたって前期中期後期と大まかに3段階に分類しているそうです。

前期(初日~3日目)

家を出たものの、揺れ動いている状態で、戻りたいけど戻れない、むしろ見つけてほしいという心理状態だそうです。

よって、家からそれほど離れていない場所でさまよっているケースも多く、この段階であれば、高確率で発見されることが多いそうです。

中期(4日目~15日目)

そろそろ家族への未練も薄れ、一定の場所に落ち着く段階です。

協力者や家出中に知り合った人物の自宅等に潜伏するなど探しにくくなる段階でもあり、犯罪にも巻き込まれやすくなります。

しかし、まだこの段階でもあきらめずに捜索すれば、発見できる可能性が十分にあるそうです。

後期(16日目以降)

定職に付くなど、新たな人生を生きる覚悟を決める段階でもあります。

一方では、自殺や衰弱など命の危険性が高くなり、警察から自殺や犯罪などの連絡を受けるケースも多くなるそうです。

こうして見てみますと、家出から日数が経過するに従い、最悪の事態を招く可能性が高くなるとともに、発見の確率も低くなっていく傾向がわかります。

なので、家出からできるだけ早めに家出調査を依頼した方が、家出人も無事な状態で発見できる確率が高くなるということになります。

相談から調査完了までの流れ

原一探偵事務所の相談から調査完了までのおおまかな流れは以下のようになります。

相談まずは電話やメールでオペレーターとの相談
面談対象者の基本情報なども含め専任プランナーとの直接面談
捜索実施特別捜索課による捜索の指示や解析、ローラーや特異捜索班による捜索の実施
対象者確認対象者を発見できれば依頼者に報告
引き合わせ依頼者と対象者を自然な形で直接引き合わせる

特別捜索課の構成

他社においても人探しの専門部署を設けているところもありますが、大体の探偵社では人員不足等の理由から他の浮気調査等との掛け持ちになってしまい、なかなか家出調査に人員を割けないという傾向にあります。

原一では、家出調査等の人探しを専門に扱う部署である「特別捜索課」を設置していて、家出調査に集中して取り組める体制が整っています。

特別捜索課は、さらに以下のような専門チームから構成されており、それぞれの専門技術を発揮しつつ、お互いに連携しながら家出人の捜索を進めていくのです。

ローラー班

対象エリア内に施設等への聞き込みや電話等による情報収集を行う部署。

特異捜索班

人命に係るような緊急性を要する特異行方不明者を専門に扱う部署。

特別捜索課専属の調査員は今のところ9名ですが、捜索の中で尾行が必要な場合など、他の尾行チームの調査員と合同で行うこともあります。

その際も捜索の司令塔はあくまでこの特別捜索課が担います。

依頼時にどのような情報を提供すればよいのか?

原一探偵事務所に家出調査を依頼する際、おもに以下のような項目を尋ねられるようです。

一見、ささいな情報が発見に結びつくこともありますし、情報が多ければ捜索の方針が立てやすく、しいては発見の確率が高まりますので、相談時には、依頼者の方でも事前に情報を整理しておくとよいかもしれません。

基本情報

  • 氏名・生年月日・住所(現住所、本籍地、過去の居住地)
  • 写真(顔がはっきりわかるものと全身が写っている写真を数枚)
  • 使用車両の車種・ナンバー
  • 携帯電話番号
  • 趣味や嗜好
  • 普段の行動範囲

持ち出したもの

  • パスポート・保険証・キャッシュカード・免許証・衣類など
  • 失踪の際の所持金

周辺情報

  • 異性関係・友人関係・職場関係のトラブルや学校での成績やトラブル
  • かかりつけの病院

置手紙の有無

大半の家出人は、置手紙を残さず出ていくケースが多いそうですが、原一の過去事例では約2~3割の割合でメモ書きや置手紙など何らかのメッセージを残していくようです。

置手紙からは、家出の動機、目的、計画性の有無、協力者の有無、メモ用紙に走り書きした程度の短文でも、字体から家出人の心理状態がわかるなど、さまざまな情報を読み取ることができます。

また、自殺などをほのめかす内容が記載されていれば、警察に特異行方不明者として扱ってくれるよう要請することもできるなど、こうしたメッセージはその後の捜索でも非常に役立ちますので、もし置手紙などがあれば、できるだけ提供した方がいいかと思います。

ケースによっては、一度手紙を書いてゴミ箱に捨てられている場合もあるそうなので、見つからなくてもいろいろな場所を探してみたほうがいいでしょう。

その他にも、スマホやパソコン他、家出人が残した物からもさまざまな情報が得られるので、依頼者の許可が出れば、原一では自宅まで伺って、情報収集もしてくれます。

ローラー班による聞き込み

上記のような依頼者から得られた情報をもとに、チーフプランナーと特別捜索課で、捜索を実施するエリアや立ち寄りそうな施設などの選定を行い、選定されたエリアに対してローラー班が聞き込みを行います。

聞き込みを行う施設としては、ケースにもよりますが、例えば、ネットカフェ、ホテル、飲食店、風俗店、タクシー、バス、レンタカー会社、教会、ホームレス等々、多岐にわたります。

聞き込みを行う際には、以下のような家出人の顔写真などが記載された捜索用のチラシを見せながら行われます。

チラシには住所等個人情報が掲載されていますが、これはあくまで見せるだけのチラシで、施設に配布する際は、個人情報を消した配布用のチラシを配るそうです。

こうした捜索用のチラシは、依頼者の方ですでに作成しているケースもありますが、作成していない場合には、原一で作成してくれるそうです。

もちろん、チラシを配ってもすぐに情報が得られるケースばかりではなく、数日経過してから情報が寄せられることもあるそうですが、こうしたチラシによる効果は非常に高く、発見に至ったケースも数限りなくあるそうです。

ちなみに、こうした施設への聞き込みは、1日大体何件ぐらい行うのでしょうか?

特別捜索課S次長の実例によると、対象施設が1000件あったとして、1日1人あたり大体100件程度は聞き込みを行い、これを毎日しらみつぶしに行うのだそうです。

原一の高い発見率の裏には、こうした調査員一人一人の気の遠くなるような地道な捜索活動があるのです。

特異行方不明者の捜索

命に関わるような、警察で分類されるところの特異行方不明者に該当する非常に難しい家出調査も、原一探偵事務所では扱っています。

こうした緊急性を要する案件を専門としているのが、特異捜索班です。

特異捜索班で扱う案件は、自殺目的の家出も多く、捜索エリアも必然的に、山間部、渓谷、自殺の名所、そして富士の樹海等々、人目に付きにくい場所が多くなります。

例えば、樹海においては、地元のゲストハウスの管理者と懇意になるぐらい頻繁に捜索に訪れるそうで、樹海内の道やスポットもほぼ頭に入っているそうです。

ちなみに、こうした捜索では過去実例で、一人あたり1日大体25㎞もの距離を歩くのだとか。

東京から横浜まで大体30㎞ですので、いかに大変かがわかります。

また、渓流沿いで家出人が乗り捨てた車を発見したような場合、自殺の可能性も高いことから、警察も捜索は行ってくれるそうなのですが、どうしても翌日早朝からの捜索になってしまいます。

一刻を争う状況ですので、こうした場合、調査員自ら川に入って、一晩中、暗闇の中、ライトを頼りに渓流の捜索を行うこともあるそうです。

このように、常に人の命と隣り合わせの特異調査ですので、特別捜索課S次長が関った案件の中には、今まさに自殺に及ぼうとしている家出人を発見し、無事保護に至ったというケースもあれば、反対に、わずかに間に合わず、ご遺体となった家出人を発見することもしばしばだそうです。

こんな時、「もう少し早く依頼をしてくれていればなぁ・・・」と、いたたまれない気持ちになるそうです。

実際、原一の過去事例でも、母親である奥さんは何をおいてでも依頼したいという気持ちが強いのですが、肝心の父親であるご主人がなかなか踏み切れないまま残念な結果に終わってしまったというケースも多いそうです。

理由は、もちろん金銭的なものもあるそうですが、そのうち戻ってくるだろうという安易な期待だったり、家出の原因が親子喧嘩だった場合など、意地になってしまったり、あまり大ごとにしたくないという傾向がご主人には多いのだそうです。

そして、やっとの思いでご主人を説得し、依頼をしようと同社を訪れている最中に、警察から遺体で発見された旨の連絡が入り、その場で泣き崩れてしまわれるケースも1度や2度ではないそうです。

もちろん、依頼する方としてもさまざまな事情があるのは事実です。

しかし、わずか数日の迷いが、このように悔やんでも悔やみきれない結果になってしまうこともあるのです。

家出人と依頼者との引き合わせ

こうした捜索活動が実り、無事、家出人を発見することができてもそれで終わりではなく、原一では、ここからがまた一仕事になります。

原一では、発見した家出人と依頼者との引き合わせまでを行うからです。

もちろん、探偵という存在が家出人にばれてしまっては、その後の家族関係に支障をきたす場合もありますので、あくまで調査員の存在がわからないように、自然な形での引き合わせとなります。

引き合わせの際、発見された場所が遠方の場合、依頼者が到着するまで家出人を監視しなければならず、ケースによっては1日、2日間ずっと張り込むという状況もあるそうです。

また、引き合わせの際、まれに家出人が依頼者を振り切って逃げてしまう場合もあるそうです。

そうした場合には、あらかじめ配置についていた調査員が、そのまま家出人を追尾し、行方を逃さないようにすることもあるそうです。

特別捜索課O次長によれば、一般の捜索活動よりも、むしろこうした引き合わせの方が精神的にもきつい場合もあるとのことです。

ただ、多くの家出人は家族と再会した際、ホッとしたのか笑顔を見せることも多いそうで、調査員にとってはそれまでの厳しい捜索が報われる瞬間なのかもしれません。

このように引き合わせは、非常に重要な作業となりますので、他の探偵社と比較する際は、他社ではどこまでフォローしてくれるのか?こうした点も確認してみた方がいいかもしれません。

家出調査の報告書

家出調査を専門的に扱っている原一探偵事務所と言えども、やはり、契約期間内に発見に至らないケースもあります。

しかし、発見できなかった場合でも、どういった施設に聞き込みを行ったのか、またどういった場所を捜索したのかを写真とともに捜索過程をつぶさにまとめた報告書を提出してくれます。

今回の取材で、家出調査の報告書を見せていただいたのですが、見てみると、聞き込みを行った施設の名称や写真はもちろん、どの施設に家出人の捜索用チラシを配ったのかということまで詳細に記載されてありました。

こうしたチラシを配った施設からは、捜索終了後も情報が寄せられることもありうることです。

つまり、原一では、契約期間に留まらず、終了後も家出人の発見に結びつくような形で捜索に取り組んでくれますので、こうした点も他社には無い特色と言えるのではないでしょうか。

なお、他社の中には、発見に至らなかった場合は、単に口頭だけで、書面での報告書を提出してくれないところもあるそうです。

見つからなかった場合でも、報告書に書かれた情報が後で役立つことも十分にありますので、探偵を比較する際には、報告書をちゃんと提出してくれるのかどうかという点も確認したほうがいいでしょう。

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