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家出調査の依頼を旦那さんが反対した為に残念な結果に終ったケース

身内が行方不明になってしまった場合、まず警察に届出て、それでも見つからなければ自分たちで探すか、探偵や興信所に頼むしかありません。

しかし、その探偵や興信所に頼む際、決断が遅れたために、残念な結果に終わってしまうということもあるようです。

数多くの家出調査を扱っている原一探偵事務所におていも、実際にそうしたケースが多いそうです。

相談に来られる方の中には、母親、奥さんの方は、やはり、どんなことをしてでも探し出したいという気持ちが強く、依頼に積極的なのですが、依頼に反対したり、ためらったりするのは、多くの場合、父親、旦那さんの方なのだそうです。

そして、その迷っているわずか数日の間に、大切な子供さんや身内が帰らぬ人となって戻ってくるということもあるのです。

なぜ旦那さんは依頼することに踏み切れないのか?

探偵や興信所に家出調査を依頼するしないは、もちろん相談者の自由ですし、さまざまな事情もあることと思います。

しかし、寄せられた相談内容に対し、原一の現場担当者が認識する事の重大性と相談者の認識との温度差を実感することも少なくないそうです。

つまり、原一では、長年蓄積されたさまざまな経験から、相談内容をもとに自殺などに発展することが予見できているケースであっても、相談者、特に旦那さんの方は、あまりにも楽観的に考えているケースが多いということなのです。

ではなぜ、このようなギャップが生じるのでしょうか?

それには、以下のような理由があるようです。

そのうち戻ってくる

旦那さんの中には、警察へはすでに届出たし、警察がそのうち探してくれるだろうという期待感が強い方もいらっしゃいます。

または、なんとかなる、そのうち戻ってくると明確な根拠も無く考えている方もいるようです。

しかし、警察に届け出ても、自殺や事件性も無く、自らの意思で出て行ったようなケースでは、ご存じのとおり、警察はほとんど何もしてくれません。

では、自殺の意思があったり、本人の身に危険があるようなケース、つまり特異行方不明者なら警察も積極的に動いてくれるのでしょうか?

確かに、特異行方不明者であれば、警察も比較的動いてくれますので見つかるというケースもあります。

しかし、年間8万人とも言われる行方不明者を抱える警察にとって、よほどの緊急性が無い限りは、少ない人員を割いてまで大規模な捜索活動を行うということはなく、特異行方不明者だとしても必ずしも積極的に動いてくれるとは限りません。

よって、何とかなるでは、何ともならないというのが現実なのです。

大ごとにしたくない

旦那さんの中には、世間体などを考え、あまり大ごとにしたくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あるいは、探偵に依頼するほどではない、極端に言えば、面倒なことはしたくないという方もいるのかもしれません。

中には、遺書めいた本人の置手紙を目にしているにもかかわらず、それでも、なかなか動きたがらない旦那さんもいるようです。

あまり公にしたくないということに対しては、探偵は法律で守秘義務が定められていますので、その点は安心してもいいかと思います。

意地になってしまう

家出の中には、親御さんとの喧嘩、葛藤が元で家を出る子供さんもいます。

こうした場合、いくら喧嘩したとはいえ、母親の方は心配ですぐにでも探してほしいという心境のことが多いのですが、旦那さんの方は、一度振り上げた拳をなかなか下すことができず、意地になってしまうことがあるようです。

しかし、大事な身内の命のことを考えれば、意地を張ってばかりもいられないのではないでしょうか。

旦那さんの決断が遅れたばかりに残念な結果に終ってしまった事例

では次に、原一探偵事務所がこれまで扱った家出調査の事例の中から、旦那さんが反対、もしくは決断が遅れたために、身内が残念な結果に終ってしまった事例をご紹介したいと思います。

下記事例を見れば、なかなか依頼に踏み切れない旦那さんも現実を実感できることと思います。

事例1

対象者:息子

父親が明確に反対した訳ではないが、「少し様子を見よう」ということで依頼を先送りにし、1週間後に依頼を受ける。

次の日の朝、調査を開始するために、息子の同棲相手の女性宅で両親と待ち合わせる。

ドアを開けたとたん、父親に電話が有り「えっ!まさか!!」と大きな声で父親が応答。

息子が近所の公園で見つかり、息をしていない状況だったと言われた。

母親はその場で泣き崩れ、同棲相手の女性に抱き着き、父親はその場で立ち尽くし、一言も発さない状況でした。

1週間の様子見期間があったとはいえ、なんとか調査までこぎつけ、これから開始という矢先の訃報で、非常に悔やまれる事例です。

その場に立ち尽くすご両親と相手女性、それぞれの気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになります。

事例2

対象者:母親

母が8日前から行方不明になった。

母は認知症を患っており、父と依頼者宅の隣で二人で暮らしていた。

毎日様子を見に行っており、今までは徘徊など無かったので油断していたが、失踪当日、父が昼頃、居ない事に気付き付近を探し回ったが見つからず。

警察にも届出を出したが、全く手がかりを得られなかった。

すぐに探偵に相談したかったが、父は1週間待てと言い、依頼者は費用を捻出できないので従うしかなかった。

原一にて面談後、すぐに特急調査を実施するも、すでに8日が経過していた為か、母親に関する目撃情報は得られなかった。

その2日後、自宅付近のビニールハウス内で冷たくなった母親を確認したと警察から連絡が入った。

司法解剖の結果、失踪後、3日目にはすでに死亡していたとのこと。

同社にて近隣での聞き込みを行っていた為、それを聞いた住民の方が使われていないビニールハウスを確認したところ発見したらしい。

やはり、もっと早い段階で動くべきでしたと依頼者が後日、報告して下さいました。

失踪後3日目にすでに亡くなっていたということですが、遺体が発見された場所は、原一にて着目し、ローラーを展開していたエリアでした。

失踪後、すぐに依頼していれば、無事見つかっていたかもしれない事例です。

事例3

対象者:息子 16歳

息子が2週間前から学校に行かなくなり、同じく不登校になった友人らとつるむようになってしまった。

息子はその友人らと一緒に仕事をしたいので、退学するという。

母親は何とか高校までは卒業させたいが、父親は辞めて働いたらいいと思っている為、調査してまで探す必要はないと母親を説得しだしてしまう。

費用もかかるし、下の子たちもいるので、最終的には父親が調査は出来ないと言い、持ち帰る事になる。

母親は実家の両親を頼り、費用を捻出しようとしてくれたが、面談してから4日目に泣きながら母親より入電。

息子がバイク事故を起こし、先程息を引き取ったとの事でした。

この案件を担当した原一の調査員の話によると、後でわかった息子の居所は、調査さえ出来ていれば、特定するのはそれほど難しくなかったそうです。

今回、父親との葛藤があったようですが、父親も意地を張らずに、何としてでも探そうとしていれば、無事保護できていた可能性が高かったのではないでしょうか。

旦那さんが依頼になかなか踏み切れない場合の対応

上記事例からもわかるとおり、時間との勝負である家出調査では、わずか数日の遅れが明暗を分けることもあるのです。

従って、もし旦那さんが依頼することに反対していたり、乗り気ではないという場合には、危機感を認識している奥さんや周りの家族が旦那さんに強く働き掛けるということも、時には必要ではないでしょうか。

また、警察の捜索状況を見守ってからという気持ちもわかりますが、それでは遅すぎる場合もありますので、警察に届出ると同時に、すぐに探偵にも相談だけでもしておくべきでしょう。

もちろん、探偵に依頼するとなれば、警察と違い、当然、それなりの費用はかかってきます。

しかしながら、お金は後で取り戻すことができますが、大切な身内の命は二度と取り戻すことができなのです。

とは言え、事例にもあるように、いくら依頼したいと思っても、現実問題として、どうしても金銭的な余裕が無く、断念せざるを得ないという方もいらっしゃるかもしれません。

そうした方のために、原一探偵事務所では、各種クレジットカードによる分割払いに対応していますし、クレジットカードも持っていないという方には、ローン会社との個別契約による分割払いにも対応しています。

さまざまなケースを扱ってきている同社ですので、その他の面でも何かと力になってくれるものと思います。

なので、現在、探偵や興信所に家出調査を依頼しようか迷っているという方は、相談だけなら無料ですので、まずは、同社に相談してみてはいかがでしょうか。

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