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DNA鑑定で浮気の証拠を押さえる
犯罪捜査における犯人特定の為の証拠として、今やDNA鑑定は欠かせないものとなっています。
また、某芸能人が子供との親子関係不在の確認を求め訴訟を起こし、結果、DNA鑑定が決め手となり、勝訴したという事件は記憶に新しいかと思います。
この事件は、民事事件においてもその証拠としての信用性が認められたことで、DNA鑑定が一躍注目を集めるきっかけとなりました。
このDNA鑑定を親子関係だけではなく、配偶者の浮気を立証するために活用したいと思われる方も多いことかと思います。
もしうまく活用できれば、わざわざ探偵や興信所に依頼しなくても決定的な証拠を押さえることも可能です。
ここでは、DNA鑑定を浮気の証拠として使うためにはどうすればよいのかということについてみていきたいと思います。
どのようなものからDNA鑑定ができるのか?
DNA鑑定はご存じのとおり、人間の細胞内にあるDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列の違いによって個人を識別する鑑定方法です。
なので、人間の体から出る様々な体液や組織片などからDNA鑑定が可能で、浮気がらみで言えば、例えば、以下のようなものから検出することができるようです。
例えば、浮気で付着した旦那さんや奥さんのパンツなどの下着、車のごみ入れから見つかった使用済みのコンドームやティッシュ、見慣れないタバコの吸い殻、旦那さんの衣類に付いていた毛髪等々、上記以外にもさまざまなものからDNA鑑定が可能です。
ただし、付着状況や付着量、鮮度、保管状況等によっては、分析の成功率にも差が出てくるようなので注意が必要です。
DNA鑑定で何を調べることができるのか?
では次に、DNA鑑定で何を調べることができるのかを見ていきたいと思います。
DNA鑑定では、おもに以下のようなことを調べることができます。
例えば、髪の毛であれば、その毛髪の性別とDNA型がわかりますし、下着の場合には、パンツの不着物が精液なのかどうか、精液であればそのDNA型がわかります。
また精液と女性の体液が混合している検体の場合には、精液とそれ以外のDNAを分離抽出し、男女それぞれのDNA型を推定できるそうです。
【引用元】「DNA鑑定」法科学鑑定研究所
DNA鑑定の精度はどのぐらい?
よく犯罪事件などで昔のDNA鑑定で有罪とされた方が、その後の再鑑定で判決が覆り無罪となるというような冤罪事件がニュースになることがあります。
そうしたニュースを見ると、果たして、DNA鑑定は信用できるのか?と思ってしまいます。
しかしそれも昔の話で、現在のDNA鑑定の精度は非常に高く、別人にもかかわらずDNA型が一致する確率は、「4兆7千億人分の1人」と言われています。
つまり、現在の世界人口が約70億人なので、別人と一致してしまう可能性はまず無いということです。
DNA鑑定を浮気の証拠として活用するには?
さて、このように近年、非常に精度が高くなってきたDNA鑑定ですが、これを配偶者の浮気の証拠としてうまく活用するにはどうすればよいでしょうか?
浮気の証拠に活用すると言っても色々なレベルがあるかと思いますが、例えば、配偶者の車にあったペットボトルからDNA鑑定を行い、仮に女性のDNA型が検出されたとしても、単に車に女性を乗せていたというだけで、これだけでは浮気の証拠とはならないでしょう。
もちろん、別途、不倫相手と推測される人物が承諾すればですが、本人の毛髪等をもらってDNA鑑定を行い、ペットボトルから検出されたDNA型と一致すれば、車に乗っていた女性がその人物であると特定できるといった使い方はできるかもしれません。
しかし、それとて単にその人物が配偶者の車に同乗していただけであり、浮気、つまり肉体関係があったということまでを立証できるわけではありません。
当サイトでも解説しましたように、裁判で不貞行為を立証するためには、「肉体関係があったという事実を確認できるもの、あるいはその事実を推認できる証拠」でなければなりません。
【参考】浮気の境界線と不貞行為の定義
これを前提に考えると、決定的な浮気の証拠として使えるケースとしては、例えば、配偶者の下着の付着物のDNA鑑定が挙げられるでしょう。
仮に浮気をしているのが奥さんで、奥さんの下着をDNA鑑定に出したとしましょう。
下着に付着していた体液から、精液が検出され、その精液のDNA型が旦那さんのものとは異なるDNA型であることがわかれば、これだけで、奥さんの浮気を立証できることになります。
常識的に考えて、そうした性行為に及ばない限り、下着に第三者の精液が付着するということは考えられないからです。
一方、旦那さんの下着をDNA鑑定に出して、そこから女性のDNA型が検出され、それが奥さんのものとは異なるDNA型であれば、同じく旦那さんの浮気を立証できるでしょう。
もちろん、これだけでは異性との肉体関係があったということを立証できるだけですので、不倫相手が誰なのかといったことは、探偵や興信所に調べてもらうなどで別途、身元を特定する必要はあろうかと思います)。
【参考】浮気相手の身元調査の費用
また、裁判で浮気の証拠としてDNA鑑定を使う場合には、やはりきちんとした鑑定書を提出してくれるしっかりとした検査機関で行うことが重要ではないかと思います。
DNA鑑定の料金の相場
それではDNA鑑定を実際に依頼した場合には、どのぐらいの鑑定料金になるのか、その相場についてみていきたいと思います。
ネットなどで検索するといくつかの検査機関があるようですが、その中でも浮気の証拠収集の為の鑑定メニューを設けていて、不倫問題で悩んでいる方が依頼しやすそうな検査機関である「DNA JAPAN株式会社」の料金の一部を以下に引用させていただきたいと思います。
決定的な浮気証拠セットの鑑定料
項目 | 検査内容 |
---|---|
お勧め試料 | 下着・ティッシュ・コンドーム等の精液斑痕に最適(決定的証拠が欲しい方向け) |
検査内容 | 精液判定 + DNA抽出 + 男女2名分のDNA型判定 = 3検査 |
検査費用 | 98,000円 |
検査期間 | 約2週間 |
浮気をしているかどうかを調べる際の鑑定料
項目 | 検査内容 |
---|---|
お勧め試料 | 下着・Yシャツのシミ等の疑いのある痕跡に最適(疑いがあり確信したい方向け) |
検査内容 | DNA抽出 = 1検査 |
検査費用 | 58,000円 |
検査期間 | 約2週間 |
男女別々にDNA抽出を行う際の鑑定料
項目 | 検査内容 |
---|---|
お勧め試料 | 下着・シーツ等の痕跡に最適(間違いなく男女なのか確認したい方向け) |
検査内容 | DNA抽出 + 男女2名分のDNA型判定 = 2検査 |
検査費用 | 86,000円 |
検査期間 | 約2週間 |
同社では、いずれも「検査回答書」を作成し提出してくれます。
【引用元】DNA JAPAN株式会社
以上、DNA鑑定を浮気の証拠として活用する際のポイントと鑑定料金についてまとめてみました。
上述しましたように、DNA鑑定は使い方によっては、裁判でも通用する決定的な浮気の証拠となり、場合によっては探偵や興信所に浮気調査を依頼するよりも安い料金で済みますので、自分で浮気調査をする際の一つの手段として検討してみてみいいのかもしれません。
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